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公開日:2025.05.15更新日:2025.05.15
「インドネシアビザの概要や取得するまでの流れについて知りたい」「インドネシアビザにまつわる注意点について知りたい」と考えている方は多いのではないでしょうか?
日本人がインドネシアに入国するためには、必ずビザを取得する必要がありますが、どのような手順でインドネシアのビザを申請すればいいのか分からない方もいるでしょう。
本記事では、インドネシアのEビザ・アライバルビザなどの概要やビザの取得手順、インドネシアビザの取得にまつわる注意点についてご紹介します。
目的に沿ったインドネシアビザを取得して、旅行・出張をスムーズに実現しましょう。
2025年5月現在、日本人のインドネシア渡航にはビザが必須です。
もともとはビザが免除されていた日本人ですが、2020年3月からはビザの取得が求められるようになりました。
また、2024年1月からは紙のビザが廃止され、オンラインでの申請に一本化されています。
観光・商談・商品購入・トランジット・政府用務の目的でインドネシアに30日以内滞在する方は、Eビザ(e-VOA)かアライバルビザ(VOA)の取得が求められます。
30日ビザは所定の手続きを行えば、30日間1回限りの条件で延長が可能です。
また、30日以上から60日以内にわたって長期滞在する方は、一次訪問ビザを取得しなければなりません。
マルチビザも申請可能で、最長で180日間まで延長可能です。
インドネシアビザを取得する際には、以下の3つの手順を押さえておきましょう。
ここでは、各ステップで押さえておくべきポイントをご紹介します。
また、インドネアへの渡航を検討している方は、滞在先でかかる病気のリスクを最小限にするために、ワクチン接種も考えておくことも重要です。
ワクチンNaviは、インドネシア滞在に推奨されるワクチンやワクチン接種にかかる費用、おすすめのクリニックについて知ることができるおすすめのサービスです。
インドネシアへ旅行するためには、自分のパスポートを準備する必要があります。
パスポートを取得する手順は、オフライン・オンラインで以下のように異なります。
取得方法 | オフライン | オンライン |
必要なもの | ・一般旅券発給申請書
・戸籍藤本 ・住民票の写し ・写真 ・本人確認書類 |
・マイナンバーカード
・マイナンバーアプリ ・戸籍電子証明書 |
取得するまでの手順 | ①必要書類を準備する
②窓口でパスポートを申請する ③受理票・手数料と引き換えにパスポートを受け取る |
①必要書類を準備する
②ポータルから申請する ③写真・署名する ④パスポートを受け取る |
出典
パスポートを所有している方は、パスポートの有効期限が6カ月以上あるかをチェックしましょう。
それ未満の残存期間しかない場合は、インドネシアへの入国が認められません。
インドネシアビザは、事前にオンライン申請するEビザと空港への到着時に申請するアライバルビザの2種類があり、取得方法によって手続きのやり方が異なる点がポイントです。
ここでは、Eビザ・アライバルビザごとの取得方法とその概要をチェックしましょう。
出典:The official e-Visa Website for Indnesia
まずは、インドネシア政府が運営するEビザの公式ページにアクセスします。
「Apply」から、渡航目的やビザの種類、滞在日数などについて答えていきましょう。
そうすると、選択したビザの概要が表示されるので「Apply」をクリックします。
パスポートや顔写真を撮影したら申請書類の空欄を埋め、申請費用50万ルピア(約4,280円)を支払えば、インドネシアのEビザがダウンロードできるという流れです。
※1ルピア=0.0085円で計算
インドネシアのアライバルビザを取得するまでの流れは、以下のとおりです。
入国審査カウンターの前に申請書類とビザ料金支払いカウンターがあるため、指示に従って支払いを済ませましょう。
受け取ったレシートはなくさないように注意してください。
インドネシアのアライバルビザを取得するためには、往復か第三国へ出国できる航空券を提示する必要があります。
航空券のEチケットを提示できるように準備しておきましょう。
出国航空券を提示したくない方は、Eビザを申請してみるのがおすすめです。
インドネシアビザを取得するにあたっては、以下のポイントは押さえておきましょう。
ここでは、これらのポイントについて詳しくご紹介します。
インドネシアの入国に際しては、電子税関申告のQRコードを提出する必要があります。
紙の税関申告カードは廃止済みなので、以下の手順でQRコードを入手しましょう。
出典
インドネシア政府は、2024年8月27日からサル痘の流行を防止する施策として、入国者全員に健康状態申告フォームSATUSEHAT Health Pass (SSHP) Formの提出を義務付けています。
個人情報や航空機番号、到着する空港名などを入力することでQRコードを受け取れます。
出典
在インドネシア日本国大使館|エムポックス対策に伴うインドネシア入国規制の強化
インドネシアへの渡航に個人使用の薬を持っていく場合は、申告書と医師からの診断書などが求められます。
不安な方は、駐日インドネシア大使館に問い合わせてみましょう。
この記事では、インドネシアビザの概要やビザ取得までの具体的な流れ、インドネシアビザに関連して、知っておきたい注意点についてご紹介しました。
インドネシアに入国するためには、Eビザかアライバルビザの申請が必須です。
また、電子税関申告や健康状態申告フォームの申告も必須なので、こちらも忘れずに申請しましょう。
また、インドネシア滞在においては、A型肝炎や破傷風、狂犬病などのリスクがあるため、ワクチンNaviを有効活用した事前のワクチン接種が推奨されます。
インドネシアビザと必要書類・申請方法をリサーチして、スムーズに入国しましょう。
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