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公開日:2025.05.15更新日:2025.05.15
「物価が高いヨーロッパで比較的安く旅行できるおすすめの国について知りたい」「ヨーロッパ旅行をコスパよく実現するためのコツが知りたい」と考えている方は多いでしょう。
スイスやアイスランド、デンマーク、イギリス、フランスなどの北欧や西欧の国々をはじめとして、ヨーロッパ圏は物価が高い国が多いです。
しかし、中欧や東欧、アジア圏に近い物価が安い国を選べば、ヨーロッパに居ながらにしてコスパよく旅行できます。
しかし、一体どのような国々の物価が安いのかよく分からない方も多いのでは?
本記事では、ヨーロッパで物価が安い国TO5を項目別に物価感を比較しながら解説し、ヨーロッパをお得に旅行するためのコツについてもご紹介します。
ヨーロッパの物価が安い国について知って、あなたの旅行プランに生かしてみては?
物価が高い国も多いヨーロッパですが、以下のような物価が安い国々も存在します。
中東欧やアジア圏に近いヨーロッパの国々は比較的物価が安く、ヨーロッパでは定番の西欧や北欧にはない独自の魅力があり、現地に訪れる観光客たちを魅了し続けています。
ヨーロッパとアジア地域にまたがるトルコは、歴史的にも民族的にも文化的にも、ヨーロッパとアジアが交錯する国です。
世界遺産であるイスタンブールや気球ツアーで有名なカッパドキア、石灰質の台地が広がるパムッカレなど、見どころが多い国として知られています。
2025年に発表されたビッグマック指数によれば、ユーロ圏のビックマックの価格の平均が5.95ドル(約857円)であった一方で、トルコは5.32ドル(約766円)となっています。
※1ドル=144円で計算しています。
1泊あたりの物価は以下のとおりです。
トルコの物価はヨーロッパの中では安い部類ですが、航空券は高めです。
乗り継ぎ便なら15万円からで、直行便を選ぶと20万円を超えることも多くなっています。
中欧のポーランドは、中世の街並みが色濃く残るクラクフや第二次世界大戦後に精巧に再建されたワルシャワ旧市街、アウシュビッツ強制収容所など見どころが豊富です。
ビッグマック指数によれば、ユーロ圏のビックマックの価格の平均が5.95ドル(約857円)であった一方で、ポーランドは5.21ドル(約750円)となっています。
1泊あたりの物価は以下のとおりです。
中世の街並みや歴史的に意義のある観光スポットを、リーズナブルに周遊できます。
中東欧のチェコは、まるでおとぎ話にでてくるようなメルヘンチックなかわいらしい街並みや、世界遺産に登録されている建築や自然遺産など、バラエティ豊富に楽しめる国です。
国別の一人あたりのビール消費量ランキングでは、30年以上連続で1位を獲得しています。
ビッグマック指数によれば、ユーロ圏のビックマックの価格の平均が5.95ドル(約857円)であった一方で、チェコは4.56ドル(約656円)となっています。
1泊あたりの物価は以下のとおりです。
パン・ビールなどが圧倒的に安い一方で、レストランでの外食費や交通費はそこまで安くありません。
宿泊費に関しても、滞在方法によっては高くつくでしょう。
ハンガリーは、中世からの歴史を感じる宮殿や修道院、お城などが豊富で、絶品料理とワインが魅力の国です。
美しい景観にどっぷりとつかれる異世界旅行を満喫してみては?
ビッグマック指数によれば、ユーロ圏のビックマックの価格の平均が5.95ドル(約857円)であった一方で、ハンガリーは3.65ドル(約525円)となっています。
1泊あたりの物価は以下のとおりです。
日本からハンガリー行きの直行便はないため、乗り継ぎ便でアクセスする必要があります。
中国や東欧経由だとリーズナブルに買える航空券も多いです。
ヨーロッパの中では比較的物価は安いですが、有名観光スポットの訪問や外食ばかりしていると高くつくでしょう。
コーカサス地方にあるジョージアは、ワインや温泉、歴史のある教会建築、大自然を満喫できるトレッキングなど、コーカサスならではの文化や歴史、雰囲気が味わえる国です。
日本人観光客の間で「ヨーロッパの中では物価が安い」と人気の旅行先となっています。
1泊あたりの物価は以下のとおりです。
乗り継ぎ便を利用すると、日本からジョージアまで10万円以下でアクセスできることもあり、現地の物価もヨーロッパの平均よりもかなり低めの水準となっています。
また、日本では貴重なジョージアワインをリーズナブルに飲めるのが魅力です。
ヨーロッパの物価が安い国を旅行したいなら、以下のポイントをチェックしましょう。
ここでは、お得に節約しながらヨーロッパ旅行するコツについてご紹介します。
ヨーロッパをコスパよく旅行するには、オフシーズン旅行を検討するのもおすすめです。
旅費の大部分を占める航空券代は、シーズンによっては2倍以上の差が出ることも。
そのため、ハイシーズンを避けることで、より安くヨーロッパを旅行できます。
旅行する時期を見計らって、事前予約で安い航空券をゲットしてみては?
ヨーロッパの物価の安い国をよりお得に旅行するためには、安いホテルに滞在して宿泊費を浮かせたり、アパートを借りて自炊して食費を浮かせたりする方法も有効です。
レストランでの外食は高くつくので、節約のためにキッチン付きの場所に滞在してみては?
また、首都近郊は物価が高いため、基本は地方都市に滞在するのもおすすめです。
複数の美術館や博物館をお得に回れるパスやバス・列車に乗り放題のパスなど、観光客向けのお得なパスを購入できる国もあります。
Eパスで、インターネットで手続きが完結することも多いです。
お得なパスを購入して、スムーズにヨーロッパ旅行を楽しんでみては?
この記事では、ヨーロッパで物価が安い国TO5を物価の項目別に解説し、お得にヨーロッパ旅行するために押さえておきたい3つのポイントについてご紹介しました。
ヨーロッパにも物価が安い国は存在します。
ただし、滞在方法によっては想定よりも旅費が高くついてしまうことも。入念に計画して、節約すべきところは節約しましょう。
また、ヨーロッパ旅行をより安全なものにするためには、事前の準備が欠かせません。
特にワクチン接種は、外国で深刻な病気にかかるリスクを最小限にしてくれます。
ワクチンNaviは、国別に必要なワクチンや接種にかかる費用、おすすめのクリニックについて紹介してくれるサービスです。
ヨーロッパ旅行の前にぜひチェックしておきましょう。
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