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公開日:2024.07.31更新日:2024.08.02
小学生から中学生の子どもがいるご家庭の中には「シルガード9ワクチンの効果や副作用について知っておきたい。」「シルガード9ワクチンの接種間隔や費用について教えてほしい。」とお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、シルガード9ワクチンの基本情報や効果、ワクチン接種をおすすめする人などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
シルガード9ワクチンの基本的な情報は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン |
接種時期 | 小学校6年生の年度から15歳の誕生日の前日までに初回接種した場合
:初回接種から5カ月以上間隔をあけて2回目の接種 15歳になってから初回接種した場合 :初回接種から2カ月後に2回目の接種、初回接種から6カ月後に3回目の接種 |
接種回数 | 2回または3回(初回接種時の年齢により異なる) |
料金 | 3回接種で約8~10万円 |
接種後の抗体価持続期間 | 少なくとも12年 |
副作用 | 注射部位の痛み、腫れ、発熱、頭痛、倦怠感など |
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シルガード9ワクチン接種により、9種類のHPV型(16、18、31、33、45、52、58型および6、11型)に対する免疫が得られます。ワクチン接種をすることで、子宮頸がんの原因の80〜90%を占める*7種類のHPV感染を効果的に予防できます。
具体的には、シルガード9ワクチン接種によって約90%の子宮頸がんを予防可能です。
米国やカナダ、オーストラリアなどの諸外国でも広く使用されており、その結果、子宮頸がんの発症率が大幅に減少しています。
*HPV(16、18、31、33、45、52、58型)
シルガード9ワクチンは、小学校6年生から高校1年生相当の女子が対象とされ、標準的な接種期間は中学校1年生(13歳になる学年)とされています。特に、性交渉を開始する前の接種が重要なので覚えておきましょう。
また、感染リスクが高い男性にも任意接種として推奨されています。
多くの国でHPVワクチン接種プログラムが実施されており、若年層での子宮頸がんの発症率は著しく低下しています。
シルガード9ワクチンはHPV感染を防ぐために使用されますが、一部の人には接種が適さないことがあります。
例えば、シルガード9ワクチンに含まれる成分に対してアレルギー反応を示したことがある人は、接種を避けるべきです。また、母子への健康上の影響を考慮し、妊娠中の女性もワクチン接種を避けましょう。
免疫不全や重篤な病気を持つ人は、医師の判断によって接種が制限されることがあります。
上記の条件に当てはまる人は、医療機関のガイドラインに従って適切な判断を行いましょう。
シルガード9ワクチンの接種スケジュールは、年齢によって2回または3回の接種が必要です。ワクチン接種の注意点として、初回接種から一定の間隔をあけて2回目以降の接種を行う必要があります。
シルガード9は、9種類のHPV型に対する免疫を提供し、子宮頸がんや尖圭コンジローマの予防に高い効果があります。接種スケジュールは、ワクチンの効果を最大限に発揮させるために設計されています。具体的な接種スケジュールは以下のとおりです。
接種スケジュールに関する詳細は、医療機関や公的機関のガイドラインを参照して適切に実施しましょう。
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