サンノゼ渡航前ワクチン（予防接種）や注意すべき感染症

サンノゼ渡航前の推奨ワクチン

サンノゼへの渡航を予定されている方に接種が推奨されているワクチンは、破傷風・水痘・麻疹・風疹・新型コロナウイルスなどです。

破傷風

感染経路	破傷風は、土壌や動物の糞などに存在する破傷風菌によって引き起こされる病気です。傷口から菌が入り込むことで感染し、発症した場合は死亡する恐れもあります。なお、ヒトからヒトに感染することはありません。
症状	初期症状では筋肉のけいれんやこわばり、口が開きにくくなる開口障害が見られます。食べ物を飲み込むのが難しくなり、頭部から背中までが弓なりに反るのも特徴です。
ワクチンについて	2回目のワクチンは1回目を打ってから3～8週間後、3回目は2回目接種後から1～1年半後に接種します。

水痘

感染経路	水痘（みずぼうそう）は、空気感染だけでなく、接触や飛沫による感染もあります。
症状	主要な症状は、皮膚が赤くなる紅斑から始まり、その後に水疱や膿疱が出現し、最終的にはかさぶたができて症状が落ち着きます。
ワクチンについて	ワクチン接種の必要性は、専門家との相談を経て決定されます。水痘のワクチンは、2回の接種が必要です。接種間隔は、麻疹や風疹のワクチンと同様に、4週間となります。

麻疹

感染経路	麻疹は、空気感染する可能性があるため、その感染力は非常に強いと言えます。飛沫感染や接触感染もありえるので、注意が必要です。
症状	主要な症状としては、発疹や目の充血、さらには発熱などが挙げられます。肺炎や脳炎を引き起こす可能性もあるため、決して侮れない感染症です。
ワクチンについて	ワクチン接種の履歴により、追加の接種が推奨される場合があります。ワクチン接種を行う場合、通常は2回の接種が行われます。各接種の間隔は、おおよそ4週間となります。

風疹

感染経路	風疹は、飛沫による感染で、感染力が強いとされています。
症状	主な症状としてはリンパ節の腫れ、発熱、発疹が挙げられますが、感染しても症状が出ない可能性もあります。
ワクチンについて	風疹のワクチン接種の履歴を確認し、必要であれば接種が推奨されます。風疹のワクチン接種を行う場合、1回目接種と2回目の接種の間を4週間空け、合計2回接種します。

新型コロナウイルス感染症

感染経路	新型コロナウイルス感染症は、飛沫や接触により感染する可能性があり、感染しても症状が現れないケースもあります。
症状	発熱や咳といった症状が見られ、既存の疾患や重症化のリスク要因を持つ人々は、重篤な状態に陥る可能性があるため、予防としてワクチン接種することが重要です。
ワクチンについて	1回目接種後、次のワクチン接種は前回の接種から3カ月後に行うことができます。

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