
「ワクチンNavi」 は渡航前に確認しておきたい感染症の情報や、旅行・渡航に役立つ豆知識など様々な情報を発信しております。
ホノルルはアメリカ50番目の州であるハワイ州の州都で、太平洋に浮かぶオアフ島に位置します。ホノルル渡航を予定されている方に接種が推奨されているワクチンは、破傷風・水痘・麻疹・風疹・新型コロナウイルスなどです。
感染経路 | 破傷風は、土壌や動物の排泄物に存在する破傷風菌が原因で発症する疾患です。傷口を通じて菌が体内に侵入することで感染し、発症すると死に至る可能性もあります。ただし、ヒト間の感染は起こりません。 |
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症状 | 筋肉の痙攣や硬直、頭痛が見られます。口が開きにくくなるのが特徴的な症状です。やがて頭から背中にかけて弓なりに反った姿勢になったり呼吸ができなくなったりした後、高い確率で死亡します。 |
ワクチンについて | 2回目のワクチン接種は、1回目の接種から3~8週間後に行われ、3回目の接種は2回目から6カ月以上あける必要があり、1年~1年半後の接種が推奨されています。 |
感染経路 | 水痘は、空気を介した感染だけでなく、直接の接触や飛沫による感染の可能性もある感染症です。 |
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症状 | 主な症状として、皮膚が赤くなる紅斑が現れ、その後に水疱や膿疱が形成されます。最終的にはかさぶたができて症状が治まります |
ワクチンについて | 成人が感染すると重症化するリスクもあるため注意が必要で、既往歴がなければワクチン接種がおすすめです。水痘のワクチンは2回の接種が必要で、接種間隔は4週間となります。 |
感染経路 | 麻疹は、空気や飛沫、接触を通じて感染する可能性がある強力な感染症です。 |
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症状 | 主な症状としては、発熱、咳、発疹、そして目の充血が挙げられます。肺炎や脳炎のリスクも伴うため、この感染症は軽視できません。 |
ワクチンについて | ワクチン接種歴がある場合、追加の接種が推奨されることがあります。ワクチン接種を行う場合、2回の接種が必要で、接種間隔は4週間となります。 |
感染経路 | 風疹は、飛沫や接触により感染する可能性がある強力な感染症です。 |
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症状 | 主な症状としては、リンパ節の腫れ、発熱、そして発疹がありますが、風疹に感染しても症状が現れない人もいます。 |
ワクチンについて | 風疹のワクチン接種歴を確認した上で、必要に応じて追加の接種が推奨されます。風疹のワクチン接種を行う場合、2回の接種が必要で、1回目の接種と2回目の接種の間には4週間の間隔をあけることが必要です。 |
感染経路 | 新型コロナウイルス感染症は、飛沫や接触を通じて感染する可能性があります。感染者全体の中には、症状が現れない人もいます。 |
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症状 | 症状は、発熱や咳、喉の痛みといった、風邪やインフルエンザにも見られる一般的な症状から始まることが多いとされます。 |
ワクチンについて | 持病や重症化のリスク因子がある人は、病状が重篤化する可能性があるため、ワクチン接種が推奨されます。1回目のワクチン接種から3カ月経過した後に、再接種が可能となります。 |
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ホノルル渡航前に接種が推奨されているワクチンの相場は以下のとおりです。
ワクチン名 | 相場価格/回 |
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破傷風ワクチン | 3,000〜5,000円/回 |
水痘・帯状疱疹ワクチン | 5,000〜1万円/回 |
MR(麻疹・風疹の混合)ワクチン | 1万円前後/回 |
新型コロナ(mRNA)ワクチン | 0円(令和6年4月以降は原則有料)/回 |
ワクチンの値段は医療機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
ホノルルに渡航する予定がある方は、以下の表を参考にワクチン接種の準備を進めましょう。
病名 | ワクチンの種類 | 0日 | 1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 18ヶ月 |
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破傷風 | 不活化ワクチン | 1回目 | 2回目 | 3回目(2回終了後1年〜1年半) | |||||||
水痘・ 帯状疱疹 | 生ワクチン | 1回目 | 2回目 | ||||||||
麻疹・風疹 | 生ワクチン | 1回目 | 2回目 | ||||||||
新型コロナウイルス感染症 | mRNAワクチン | 1回目 | 2回目 |
病名 | ワクチンの種類 | ||
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破傷風 | 不活化ワクチン | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | |
2週間 | 3週間 | 2回目 | |
4週間 | 2回目 | 8週間 | 2回目 |
3カ月 | 6カ月 | ||
12カ月 | 3回目(2回終了後1年〜1年半) | 18カ月 | 3回目(2回終了後1年〜1年半) |
病名 | ワクチンの種類 | ||
---|---|---|---|
水痘・ 帯状疱疹 | 生ワクチン | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | |
2週間 | 3週間 | ||
4週間 | 2回目 | 8週間 | |
3カ月 | 6カ月 | ||
12カ月 | 18カ月 |
病名 | ワクチンの種類 | ||
---|---|---|---|
麻疹・風疹 | 生ワクチン | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | |
2週間 | 3週間 | ||
4週間 | 2回目 | 8週間 | |
3カ月 | 6カ月 | ||
12カ月 | 18カ月 |
病名 | ワクチンの種類 | ||
---|---|---|---|
新型コロナウイルス感染症 | mRNAワクチン | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | |
2週間 | 3週間 | ||
4週間 | 8週間 | ||
3カ月 | 2回目 | 6カ月 | |
12カ月 | 18カ月 |
※通常、生ワクチンを接種してから4週間経過するまで、他のワクチンを接種することはできません。そのため、渡航まで時間がない方は接種のスケジュールに注意しましょう。
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ここにはホノルルの基本情報を記載します。ホノルル渡航の予定がある方は、ぜひ参考にしてください。ホノルルがあるアメリカ合衆国は、北アメリカ大陸にある広い国土を持った国で、タイムゾーンが国内には6つありますハワイ・アリューシャン時間。時間(EST UTC-10)に属しているホノルルの文化や気候などの基本情報は、このとおりです。
国名 | アメリカ合衆国(United States of America) | 言語 | 主として英語 |
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宗教 | 主にキリスト教(信教の自由を憲法で保障しています) | 気候 | ホノルルの気温は年間を通して24~30℃程度と温暖で過ごしやすいです 夏の乾季、冬の雨季と季節が2つあるのが特徴的です |
服装 | 半袖短パン、ノースリーブで過ごせます 11月〜4月は雨季で比較的寒暖差が大きいため、羽織るものがあるとよいでしょう |
通貨 | アメリカ・ドル |
チップの習慣 | サービスを受けたらチップを渡す習慣があります ベッドメイキング:1泊あたり1~2ドル ルームサービス:料金の20%程度 |
文化 | 公共の場で飲酒・喫煙することは法律で禁じられています |
時差情報 | ホノルルは、-19時間(日本の方が19時間進んでいます) | 治安情報 | ホノルル 危険・スポット・広域情報 |
ビザ情報 | ビザなしで入国する場合、事前にESTAで渡航認証の取得が必要です(日本のパスポートを持っていて、滞在期間が90日以内の場合に申請可能です) |
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パスポートの必要有効残存期間 | 日本国籍なら出国日まで有効なパスポートであれば入国可能です(90日以上が望ましいです) |
入国カードの記入について | 空路の場合は不要です |
ここでは、ホノルルへの渡航に必要なものと手続きを解説します。忘れ物や申請し忘れによって、最悪の場合入国できなくなるので、しっかりと準備しましょう。
必要なもの
パスポート
パスポートがない場合は入国できません。日本国籍の場合、入国を許可されるためには、パスポートの有効期限が予定されている滞在日数を超えていれば問題ありません。しかし有効期限が90日未満の場合や有効期限が近づいている場合は、旅行前に更新を行うことが推奨されています。
航空券
航空券は紙のチケットまたは電子チケットの形式があります。チェックイン時や搭乗ゲートで必要となるので、どちらの形式であるかを事前に確認し、手元に保管しておきましょう。
クレジットカード
商品の購入やサービスの利用にはクレジットカードが必要です。ホノルルでは、クレジットカードが多くの商品やサービスの購入に広く利用されています。しかし、全てのカードが使用できるわけではないので、複数の異なる会社のカードを持っていくと便利です。
日本円
出国前の支払いには現金を用意しておくのがおすすめです。なお、現地通貨への両替は空港や市内の両替所で行うことができます。
必要な手続き
ESTA
90日以内の滞在を予定している場合、ESTAの申請が必要です。認証はオンラインで行います。また、遅くとも渡航の72時間前には申請を完了しておくことが推奨されています。
ビザ
ホノルルへの旅行に際して、滞在目的や期間によりビザが求められる場合があります。ただし、日本国籍で商業や観光目的での90日以内の滞在者は、ビザ免除プログラムを活用することが可能で、ビザの手続きは必要ありません。
入国審査
ホノルルへの到着後、入国審査が必要となります。この審査では、顔写真の撮影、指紋の確認、そして入国管理官との対話などがあります。
税関検査
アメリカに入国する際には、税関検査が必ず実施されます。申告すべき物品がある場合、税関申告用紙に該当事項を記入して提出する必要があります。なお、ESTAを利用して入国した場合、代わりにAPC端末(自動入国審査端末)で申告可能なので、税関申告用紙の記入は不要となります。
ここでは、ホノルル出国のために必要なものと手続きを解説します。スムーズに帰国できるように、必要なものの準備と手続きを確実にチェックしておきましょう。
必要なもの
パスポート
入国時と同様に、パスポートは必要です。出国審査などでパスポートを提示する必要があるため、常に手元に保管しておきましょう。
航空券
帰国の際も、航空券の形式(紙チケットか電子チケット)を確認し、必要に応じて準備しておくと安心です。
クレジットカード
出国前の最後の支出や、緊急時の支払いにクレジットカードが便利です。また、現地のATMを利用して現金を引き出すことも可能です。これにより、手元に現金が少ない場合にも対応できます。
日本円
帰国時の空港での食事や移動に備えて、ある程度の日本円を用意しておくと良いでしょう。
必要な手続き
Visit Japan Web
Visit Japan Webは、日本への旅行者が入国審査、税関申告、持ち物や別送品の申告に必要な情報を先行して登録できる便利なサービスです。登録は強制ではないものの、帰国時の手間を軽減するために利用が推奨されます。
検疫手続き
日本への入国時、動物、植物、特定の食品などを持ち込むと、検疫の対象となります。これらを持ち込む予定がある場合は、関連する検疫手続きを事前に把握し、適切な申告を行うことが必要です。
別送品の手続き
別送品とは、旅行先から郵送で日本に送られる荷物のことを指します。これらの荷物がある場合、帰国時に税関で申告と手続きが必要となります。別送品の内容や価格によっては、関税や税金が発生する可能性があるため、事前に詳細を確認しておくとよいでしょう。
Q&A
Popular place
今後行く可能性が高い、
渡航先のワクチン情報をチェックしましょう。
Information
渡航先の近くで流行している、または、今後国内で発生するリスクのある感染症を予習しておきましょう。
Colum
Reservation
渡航先や目的によって予防接種の種類はさまざま。
複数回摂取が必要なワクチンも。
以下よりワクチンのご予約が可能です。
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