公開日:2025.05.29更新日:2025.05.29

期間別・項目別海外旅行の費用は?安く旅行できる国ランキングも解説

「期間別・項目別にかかる海外旅行の費用感が知りたい」「実際に安い費用で海外旅行できる国ついて知りたい」と考えている学生・社会人の方は多いのではないでしょうか?

海外旅行の費用は渡航先や滞在期間によって変わります。

また、節約したい方や長期滞在でぜいたくしたい方など、旅のスタイルや目的によっても費用は上下するでしょう。

海外旅行にかかる費用感について知ってから、旅行計画を立てたい方もいるはずです。

本記事では、期間別・項目別にかかる海外旅行の費用相場や安く旅行できる国ランキングを表形式でご紹介。

海外旅行の費用感と安く滞在できる国について知りたい方は必見です。

【期間別】海外旅行にかかる費用相場

海外旅行にかかる費用の目安は、旅行期間・渡航先に大きく左右されます。

ここでは、日本人に人気のヨーロッパや北米、東南アジアで期間別にかかる費用の目安をご紹介します。

期間別の旅行費用についてチェックしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

■2~3日:8~20万円

2~3日間旅行する場合の国・エリア別に費用相場は以下のとおりです。

  • タイ:8~15万円
  • ヨーロッパ:20万円前後
  • 北米:20~25万円

東南アジアや東アジア地域は往復の航空券の値段が安く、平均的な物価も安めです。

その一方で、ヨーロッパ・北米エリアは航空券や全体的な物価が日本よりも高くなっています。

■1週間:15~40万円

1週間旅行する場合の国・エリア別の費用相場は以下のとおりです。

  • タイ:15~20万円
  • ヨーロッパ:30~40万円
  • 北米:40万円前後

■10日間:25~60万円

10日間旅行する場合の国・エリア別の費用相場は以下のとおりです。

  • タイ:25~30万円
  • ヨーロッパ:45~50万円
  • 北米:50~60万円

宿泊費や食費などのコスパがよい東南アジアではお得に長く滞在できる一方で、基本的な物価が高いヨーロッパ・北米エリアでは、どうしても滞在費用が高くなる傾向があります。

【項目別】海外旅行にかかる具体的な費用

海外旅行の費用を考える上で重要なのが、旅行費用を左右する以下の項目の内訳です。

  1. 往復航空券
  2. ビザ申請費用
  3. 海外旅行保険料
  4. 宿泊費
  5. 食費
  6. 観光費
  7. 交通費
  8. 通信費
  9. お土産代

ここでは、各項目の費用の内訳や注意すべきポイントについてご紹介します。

1.往復航空券

海外旅行の費用の大部分を占めるのが往復航空券です。

タイやフィリピン、ベトナムのような東南アジア、韓国や台湾、中国のような東アジア行きの航空券であれば、往復で数万円~10万円以内に抑えられる一方で、長距離フライトのヨーロッパや北米方面行きの航空券は往復で20万円以上かかることも珍しくありません。

また、航空会社によっても航空券代は大きく変わります。

同じヨーロッパ行きの航空券でも、直行便と中国経由や中東経由の乗り継ぎ便では価格が2倍以上も変わることも。

ただし、サービス内容や受託荷物の大きさ・重量などのポリシーが異なるため、得られるサービスと航空券のコスパ天秤にかけながら、ベストな航空券を購入しましょう。

2.ビザ申請費用

渡航先によっては、紙のビザやオンラインで申請するEビザ、空港到着時に申請するアライバルビザ、電子渡航認証(アメリカのESTAやカナダのeTAなど)が要求されます。

ビザ費用は数千円前後のものが多いです。日程に余裕を持ってビザをとっておきましょう。

3.海外旅行保険料

海外旅行中に突然の病気にかかってしまったり、ケガをしたりするリスク、窃盗リスクを軽減するために、医療費が補償される海外旅行保険に加入すると、数千円~数万円の費用がかかります。

海外旅行保険にかかる料金は、補償内容や補償期間によって異なります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険を使えば、無料で使える保険サービスもあります。

4.宿泊費

海外旅行の費用で大きな負担になるのが宿泊費です。1泊あたりの目安は以下のとおり。

  • 韓国:5,000円~3万円
  • フィリピン:7,500円~3万円
  • タイ:3,500円~2万5,000円
  • イギリス:1~10万円
  • フランス:1~5万円
  • アメリカ:8,000円~5万円

ホステル・ホテルのランクや部屋のグレードによって費用感は大きく変動します。

5.食費

海外旅行で考えておかなければならないのが、外食費を中心とした食費です。

一般的にいって、アジア地域では1食500円以内に抑えられるような外食費が安い国が多いですが、ヨーロッパ・北米では1食2,000円を超えてくるなど、外食費が日本よりもかなり高くついてしまうことも少なくありません。

外食する頻度によって、旅行中の食費は大きく変わると考えておきましょう。

6.観光費

渡航先でまわる観光地の入場料やツアー料金にかかる費用も考えておきたいです。

まずは入場料をチェックして、どうしても参加したいツアーの料金をチェックしましょう。

日本語ガイド付きよりも、英語ガイド付きのツアーのほうが安いため、節約したい方におすすめです。

7.交通費

海外旅行中にはバスやトロリーバス、列車、地下鉄などの公共交通機関を使う機会が多いです。

数日間乗り放題パスなどを利用すると節約できておすすめです。

8.通信費

海外旅行中に使うSIMカードにかかる費用についても考えておく必要があります。

空港で契約するSIMカードは割高なので、余裕があれば市中にある店舗でSIMカードを購入するのがおすすめです。

また、最近ではオンラインで完結するe-SIMカードやポケットWiFiを利用すれば、現地での手続きなしでスマホを使えるのでチェックしてみましょう。

9.お土産代

海外旅行のお土産を購入するなら、余分に数千円~1万円前後のお土産代を準備しておくのがおすすめです。

日本では買えないようなレアなお土産を購入してみては?

【欧州・アジア編】海外旅行の費用が安い国ランキング

海外旅行をできるだけ安く済ませるなら、以下のような国がおすすめです。

 

国名(東アジア) 費用相場(2泊3日)
1.韓国 6~8万円
2.ベトナム 7~10万円
3.台湾 8~10万円

 

国名(ヨーロッパ) 費用相場(1週間)
1.トルコ 22~25万円
2.ポーランド 23~27万円
3.チェコ 25~30万円

海外旅行の費用相場をチェックして計画を立てよう!

この記事では、海外旅行の期間別・項目別の費用の目安や安く旅行できる国ランキングを表形式でご紹介しました。

海外旅行の費用は、渡航先や滞在期間、旅行スタイルによって異なります。

2週間以上の長期で旅行したいと考えている方は、滞在場所と食費の節約を考えるのがおすすめです。

海外で病気にかかってしまうと、高額な医療費を請求されてしまうことも……。

安心して海外旅行を楽しむためには、適切なワクチン接種が欠かせません

ワクチンNaviなら、渡航先別に推奨されているワクチンや接種期間、ワクチン接種にかかる具体的な費用、ワクチン接種するのにおすすめのクリニックについてひと目で分かります。

海外旅行を安心・安全に満喫するためにも、ワクチン接種は忘れずに行いましょう。

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記事担当:ワクチンナビ編集部

「ワクチンNavi」 は渡航前に確認しておきたい感染症の情報や、旅行・渡航に役立つ豆知識など様々な情報を発信しております。

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