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公開日:2025.05.29更新日:2025.05.29
「初の海外旅行にチャレンジするために必要なものについて知りたい」「海外旅行の準備において、押さえたいポイントについて知りたい」と考えている方は多いでしょう。
海外旅行は、国内旅行以上に周到な準備が必要です。
パスポートやビザ、クレジットカード、海外旅行保険、レンタルWiFi・SIMカードなど、必要なものは盛りだくさんです。
しかし、準備するものや必要な手続きについてよく分からない方もいるでしょう。
本記事では、初めての海外旅行を検討している方が知るべきマストアイテムや必要な手続き、押さえておきたい準備のポイントについて解説します。
海外旅行の準備と注意点をきちんとチェックして、万全の状態で海外へと旅立ちましょう。
海外旅行するためには、パスポートやビザ、ESTAをはじめとして、クレジットカードや現地通貨、航空券は欠かせません。
また、それに加えて、渡航先のコンセントの穴の形をした充電プラグや常備薬、スムーズな移動を実現するカバンなども必要になります。
ここでは、初めての海外旅行で最低限押さえておきたいアイテムを見ていきましょう。
海外旅行にはパスポートが必要不可欠です。
パスポートには5年、または10年の期限があり、成年の場合はどちらか一方、未成年者の場合は5年パスポートのみ選べます。
パスポートの新規申請の場合は、以下の書類を提出します。
一般旅券発行申請書のオンライン申請ページに記載例などが掲載されているため、それを参考にしながらオンライン申請書、もしくは紙の申請書に必要な情報を記載しましょう。
豆知識ですが、2020年2月4日以降に発行されているパスポートからは「所持人記入欄」が削除されています。その関係で、本人確認書類とはならない点に注意が必要です。
引用元
外務省|日本国内及び国外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類
外務省が発表しているデータによれば、日本パスポートは71の国・地域に際してビザ査証が免除されています。ただし、それ以外の国・地域への渡航にはビザが必要です。
また、アメリカやカナダのような国では、ビザが免除されている代わりにESTAやeTAと呼ばれる電子渡航認証システムで事前に認証を得ておく必要があります。
海外旅行で渡航する予定の国でビザや電子査証が要求されるかどうか、チェックしましょう。
引用元
海外旅行時にお金を使うために、VISAやMastercardのクレジットカードや現地通貨、両替しやすい米ドルやユーロなどの国際的に信用が高い通貨を準備しておく必要があります。
クレジットカードブランドには日本のJCBもありますが、東南アジアやハワイなどの日本人旅行客がよく行くようなメジャーな国でしか通用しないケースが多いです。
そのため、VISAかMastercardブランドのクレジットカードがない方は準備しておきましょう。
また、その場で口座から引き落とされるデビットカードを持っていくのも選択肢です。
クレジットカードが作れない方でも、問題なく作れるケースが多いのが魅力だといえます。
渡航先の航空券を購入したら、EチケットをPDFファイルで保存してスマホに入れておくか、紙のチケットを印刷して持っておきましょう。
チケットカウンターでパスポートさえ提示すればチケットを印刷できるのが一般的ですが、手元に航空券があれば突然の遅延や欠航があっても、空港職員や航空会社のスタッフに問い合わせることが可能です。
海外旅行に欠かせないのが海外のコンセントに対応した充電プラグです。
日本のような縦長の2つ穴のコンセント(タイプA)はアメリカやカナダ、台湾などの地域限定なので、それ以外の地域を旅行する際は、コンセントに対応するプラグを持っていく必要があります。
主な電気プラグのタイプとそれに対応する国・地域は以下のとおりです。
渡航先のコンセントの穴のタイプを調べて、それに合った充電プラグを探しましょう。
いくつかの穴のタイプに対応したマルチ充電プラグもおすすめです。
飛行機や列車、バスなどの乗り物酔いがひどい方は、酔い止めを持っていきましょう。
また、海外では油が多い料理やあまり衛生的ではない料理、スパイスが多い料理を食べて胃腸を壊してしまうケースも珍しくないため、胃腸薬を持っていくと安心です。
また、かぜ薬や内服薬などもあれば、持っていくと病気リスクに備えられます。
渡航場所・旅程に応じたスーツケース・バックパックも必要です。
特にスーツケースは舗装されている道が多い国、バックパックは道が悪いエリアが多い国で大活躍します。
旅程別のスーツケースやバックパックの容量の目安は以下のとおりです。
購入した航空券ごとに預け荷物の容量・重さに制限があるため、航空会社の規則をチェックして、問題なく預けられる荷物の容量・重量で準備しましょう。
海外旅行時にはスリやひったくり、置き引きなどの窃盗被害に遭うリスクが日本よりも高い国がほとんどです。
また、つい気が緩んでパスポートやクレジットカード、電子機器などの貴重品を公共交通機関やホテルなどに忘れてしまうケースも少なくありません。
海外旅行で残念な思いをしないためにも、貴重品は肌身離さずに管理するようにしましょう。
首掛けポーチや肩掛けバックなど、目の前で管理できるバックがおすすめです。
また、スーツケースやバックバックとは別に観光時に利用できるデイパックも持っていくべきでしょう。
観光に必要なアイテムが入る20~30L前後のリュックがおすすめです。
初めての海外旅行を成功に導くために、以下のポイントもチェックしておきましょう。
ここまでのポイントを押さえて準備すれば、初めての海外旅行も怖くありません。
クレジットカードやデビットカードは複数枚持っていくことが鉄則です。
海外では「〇〇のカードブランドが使える」という表示があっても、実際には支払いに使えなかったり、お金が引き出せなかったりすることも少なくないため、複数枚持っておくと安心だといえます。
海外旅行に際しては、病気やケガ、盗難のリスクを最小化できる海外旅行保険への加入も考えておきましょう。
クレジットカード付帯の保険で十分な場合もあれば、個別の海外旅行保険に加入したほうがいい場合もあるため、どのサービスがいいか吟味してみては?
初めての海外旅行で不安な方は、日本で海外でも使えるポケットWiFiや海外対応のSIMカードを事前に準備しておくのもおすすめです。
現地で外国語を使ってSIMカードを購入する手間がかからないため、スムーズに現地観光をスタートできます。
渡航先によっては日本での感染リスクが少ない病気にかかってしまう可能性もあります。
現地の病院にかかると、高額な医療費を請求されてしまうケースもあるため、推奨されているワクチンをチェックして、事前に余裕を持ってワクチン接種するのがおすすめです。
ワクチンNaviでは、渡航先別に推奨されているワクチンの種類や接種期間、ワクチン接種の相場、ワクチンを接種するのにおすすめのクリニックについてチェックできます。
海外旅行を安心・安全に楽しむためにも、ワクチン接種について考えておきましょう。
この記事では、初めての海外旅行のマストアイテムや準備する際に押さえておきたいポイントについて解説しました。
パスポートやビザ、クレジットカード、現地通貨、スーツケースなどはもちろんのこと、充電プラグや貴重品入れなどもマストアイテムです。
クレジットカードやデビットカードは必ず複数枚用意することで、カードが使えないリスクを分散できます。
必要な方は海外旅行保険やポケットWiFiも準備しておきましょう。
また、海外旅行を安全に楽しむためには、ワクチン接種も重要です。
万が一の病気リスクを減らすことで、せっかくの楽しい海外旅行の計画が台無しにならずに済みます。
しっかりと必要なものを事前に準備して、初めての海外旅行を成功に導きましょう。
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