ロサンゼルス渡航前の推奨ワクチン
ロサンゼルスに渡航する前に、接種したいワクチンについて解説します。ロサンゼルスがあるアメリカ合衆国に渡航する前にワクチン接種が望ましい感染症は、麻疹・風疹・水痘・新型コロナウイルス・インフルエンザ・狂犬病・破傷風などです。抜粋して狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンについて紹介します。
- 狂犬病
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破傷風 狂犬病は、日本ではほとんど見られなくなりましたが、世界ではまだ多くの国で猛威をふるっています。もちろん、ロサンゼルスのあるアメリカ合衆国も例外ではありません。狂犬病といっても、犬だけではなく他の動物から感染することもあります。 症状 狂犬病のウイルスが体内に侵入すると、神経病原性を引き起こし、発症すると死亡率はほぼ100%という恐ろしい病気で、世界中で年間約5万人が、狂犬病で亡くなっています。 ワクチンについて 狂犬病のワクチンは、ニワトリ胚細胞から弱毒化した狂犬病ウイルスを培養し、不活化したものです。狂犬病のワクチンの接種法には、前接種と暴露後接種があります。前接種は渡航前に接種するもので、あらかじめ免疫を作っておくことによって、咬まれた際に症状を軽くすることができるので、暴露後接種回数も少なくて済みます。旅行先で野生動物との接触が予想される場合は、狂犬病ワクチンを接種しておきましょう。万が一犬や野生動物に咬まれたら、念のため狂犬病の可能性を疑い、直ちに現地の医療機関を受診してください。
- 破傷風
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破傷風 破傷風菌は、世界中の土壌に広く分布しています。 症状 土に触れた手や足の切り傷から体内に侵入し、3日~21日の潜伏期間を経て、口から全身に筋肉の痙攣が広がり、呼吸困難を起こして最悪の場合死に至ります。 ワクチンについて 破傷風を予防するには、破傷風トキソイドを3~8週間の間隔で2回接種すれば、4週間後に免疫ができます。
ワクチンの効果を持続させるには、2回目接種後の1年~1年半後に3回目のワクチン接種をすれば、10年程度ワクチン効果の継続が可能です。海外に長期滞在するか、頻繁に海外に行く予定のある方は、3回接種が望ましいでしょう。ただし、心臓病・腎臓病・肝臓病・血液の病気などの基礎疾患がある方は、医師に相談の上、ワクチン接種をしてください。
各種ワクチン金額相場
狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンの金額相場は、次のとおりです。
ワクチン名 | 相場価格/回 |
---|---|
狂犬病ワクチン | 約1万5,000〜2万円/回 |
破傷風ワクチン | 約3,000〜5,000円/回 |
ロサンゼルス渡航前ワクチン(予防接種)を
接種する時期と必要回数
病名 | ワクチンの種類 | 0日 | 1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | 3ヶ月 | 5ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 18ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
狂犬病 | 不活化ワクチン(曝露前 接種:3回接種) | 1回目 | 2回目 | 3回目 | ||||||||
破傷風 | 不活化ワクチン | 1回目 | 2回目 | 3回目(2回目接種後1年~1年半後を推奨) |
病名 | ワクチンの種類 | ||
---|---|---|---|
狂犬病 | 不活化ワクチン(曝露前 接種:3回接種) | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | 2回目 |
2週間 | 3週間 | 3回目 | |
4週間 | 3回目 | 8週間 | |
3ヶ月 | 5ヶ月 | ||
6ヶ月 | 12ヶ月 | ||
18ヶ月 | 24ヶ月 |
閉じる
病名 | ワクチンの種類 | ||
---|---|---|---|
破傷風 | 不活化ワクチン | ||
期間 | |||
0日 | 1回目 | 1週間 | |
2週間 | 3週間 | 2回目 | |
4週間 | 2回目 | 8週間 | 2回目 |
3ヶ月 | 5ヶ月 | ||
6ヶ月 | 12ヶ月 | 3回目(2回目接種後1年~1年半後を推奨) | |
18ヶ月 | 3回目(2回目接種後1年~1年半後を推奨) | 24ヶ月 |
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ロシアの基本情報
渡航先の情報を先に知っておきたい方のために、ロサンゼルスの文化や気候などの基本情報は次のとおりです。
国名 | アメリカ合衆国(United States of America) | 言語 | 主として英語 |
---|---|---|---|
宗教 | 主にキリスト教(信教の自由を憲法で保障しています) | 気候 |
・温暖 昼間は冬でもコートがいらないくらい温かく、降水量も少ないので快適に過ごせます ・夏は気温が高いものの、湿度が低いので暑さが気になりません ・春と秋は過ごしやすい季節ですが、朝晩と日中の寒暖差が激しいので、風邪を引かないように注意しましょう |
服装 | 冬でもコートなしで過ごせる陽気です | 通貨 | アメリカ・ドル |
チップの習慣 |
あり ・レストランやタクシー、ホテルのベッドメイクなどにチップを渡すのが、慣例となっています ・金額は2ドルからが多く、レストランでは料理代金のうち、税金を抜いた金額の20%が相場です(ただし、料金にサービス料が含まれていればチップは不要です) ・タクシーの場合は運賃の15%~20%ほどで、少なくとも1ドルは払いましょう ・ホテルのポーターサービスは、荷物1つにつき2ドル~5ドルほど、ベッドメイキングは2ドル~5ドルほどを枕元に置いておきます |
文化 | 他民族国家らしい多彩な文化 |
時差情報 | 時差17時間(日本の方が17時間進んでいます) | 治安情報 | アメリカ合衆国(米国) 危険・スポット・広域情報 |
ロサンゼルスの渡航情報
ロサンゼルス(アメリカ)に渡航する際に、日本のパスポートを持っており、条件に該当したら、査証(ビザ)の取得は不要です。
ビザ情報 |
・90日以内の観光、または商用目的ならビザは必要ありません(アメリカで長期間仕事をしたり、大学や専門学校に進学する場合は、ビザが必要になります) ・アメリカには、さまざまな種類のビザがありますが、ビザを取得するには、日本にあるアメリカ大使館で面接を受けることが必須です ・ビザの取得方法や料金、既存ビザの廃止など、変更も多いので、渡米する前に最新情報を取得することが大切です |
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パスポートの必要有効残存期間 | パスポートの残存有効期間は、入国日から90日以上ある状態で手続きしましょう |
入国カードの記入について |
入国カードは以下のように記入してください ・西暦は下2ケタを記入する ・家族を伴わない場合は家族欄は未記入 ・乗り継ぎ便での渡航で米国に入国する前に、途中降機した場合等はその国名を記入する ・入国日は(月-日-西暦)の順で記入する |
入国に必要な手続き
こちらでは、アメリカ入国に必要なアイテムと手続きについて詳しくご説明します。忘れ物や申請漏れがあると、最悪の場合入国が制限されることもあるため、しっかりと準備を整えましょう。
必要なもの
アメリカに入国するためには以下のものが必要です。
パスポート
有効なパスポートが不可欠です。アメリカ入国に際しては、パスポートの有効期限が一般的に6カ月以上必要です。旅行計画前に有効期限を確認し、必要であれば更新手続きを行いましょう。
航空券
航空券は紙のチケットまたは電子チケットのどちらかです。渡航前に航空会社に確認し、必要に応じてプリントアウトまたはスマートフォンに保存しましょう。
クレジットカード
アメリカではクレジットカードが利用しやすいですが、全てのカードが使えるわけではありません。複数のカードを用意しておくと安心です。
日本円
出発前の支払いには現金が便利です。空港や市内の両替所で現地通貨に換金することも可能ですが、最低限の日本円を携行することをおすすめします。
必要な手続き
アメリカ入国には以下の手続きが必要です。
ESTA
アメリカへの90日以内の滞在を予定する場合、ESTAの申請が必要です。オンラインで簡単に行え、申請後はスマートフォンで管理が可能です。滞在日よりも早めに手続きを済ませておくと安心です。
ビザ
90日以上の滞在を予定する場合は、渡航目的に応じたビザが必要です。ビザは日本国内のアメリカ大使館や総領事館で事前に申請・取得する必要があります。
入国審査
アメリカの空港到着後には入国審査があります。顔写真の撮影や指紋認証が行われ、入国管理官との簡単な質疑応答もあります。審査は通常、入国目的や滞在期間に関する質問を含みます。
税関検査
税関では、申告が必要な品物があれば係員に伝え、指定の書類に必要事項を記入します。多くの場合、税関申告書類は不要ですが、持ち込む品目によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
出国に必要な手続き
ここでは、アメリカ出国に必要な項目や手続きについて詳しく説明します。不備や手続きの漏れがあると、最悪の場合、帰国が難しくなる可能性があるので、しっかりと用意しましょう。
必要なもの
以下はアメリカ出国や帰国時に必要になるものです。
パスポート
出国にはパスポートが必要です。入国時と同じく、パスポートは手元に保管し、有効期限も事前に確認しましょう。
航空券
帰国の際も、航空券の形式(紙チケットか電子チケットか)を確認し、必要に応じて用意しておくと安心です。
クレジットカード
帰国時には、現金が不足している場合にクレジットカードがあると便利です。また、必要に応じてキャッシングサービスを利用することも可能です。
日本円
帰国時の支払いや到着後の移動には、日本円の現金が便利です。適切な額を用意することで、帰国後のスムーズな移動をサポートします。
必要な手続き
アメリカ入国には以下の手続きが必要です。
Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)
「Visit Japan Web」は、日本への帰国時の入国手続きを行えるオンラインサービスです。事前に入国審査や税関申告、携帯品・別送品申告に必要な情報を登録することで、帰国時の手続きを簡略化できます。登録は必須ではありませんが、利用することで帰国時の手間を減らすことが可能です。
検疫手続き
アメリカから日本に戻る際、特定の品目を持ち込む場合は検疫手続きが必要となります。動物、植物、一部の食品などが当てはまります。該当品を持ち込む際には、必要な検疫証明書を事前に取得し、日本の検疫所での申告と検査が行われます。検疫を無視して持ち込むと罰則が科される可能性があるため、注意しましょう。
別送品の手続き
別送品とは、出国先から郵送された荷物を指します。アメリカから日本への帰国時に別送品がある場合、その荷物に関する税関検査が必要です。別送品を日本に送る際には、申告が重要です。税関への申告には、荷物の中身、価値、数量などの詳細を含む書類の提出が求められます。一部の商品には関税や消費税が課せられることがあります。
Q&A
よくある質問
- アメリカへのワクチン接種義務は?
- 2023年5月11日をもって、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策(入国制限)が解除されました。アメリカへの入国時の水際対策も撤廃されたため、CDCが指定する宣誓書、CDCへの情報提供書に関する要件も不要となりました。
- アメリカ 入国 ワクチン証明書 いつまで?
- アメリカへの入国時に必要なワクチン接種証明書の提出は、現在は不要となっています。
- ロサンゼルスの治安はどうですか?
- ロサンゼルス市警察の統計によれば、2023年1月から5月上旬までの期間における殺人や強盗などの凶悪犯罪の発生件数は約9,600件であり、昨年の同じ期間と比較して10.7%減少しています。
- アメリカから日本に入国するには、ワクチンを何回接種すればいいですか?
- ワクチン接種について、2023年4月29日午前0時以降、「有効なワクチン接種証明書」や「出国前検査証明書」の提出が不要になりました。ただし、現在、日本では「入国時ゲノムサーベイランス」が実施されています。
- ワクチン接種は義務ですか?
- ワクチン接種は必須ではありません。通常、これは「努力義務」として言及され、強制的なものではなく、個々の同意に基づいて接種の判断を行います。
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Information
各国で流行している感染症
渡航先の近くで流行している、または、今後国内で発生するリスクのある感染症を予習しておきましょう。
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Reservation
海外渡航前には
ゆとりをもってワクチン接種を。
渡航先や目的によって予防接種の種類はさまざま。
複数回摂取が必要なワクチンも。
以下よりワクチンのご予約が可能です。